乾季と雨季がある
バリ島は熱帯モンスーン気候に属し、大きく「乾季」と「雨季」に分かれます。
グラフは平均降水量と平均気温です。
年間の平均気温は約28℃と高く、一年を通して暑い所です。
乾季には雨がほとんど降らず、天気が安定するためマリンスポーツには最適のシーズンです。毎日、南国らしい眩しい陽射しが降り注ぎます。
雨季になると降水量が多くなり、曇りがちな日が多いですが、日本の梅雨のようにシトシトと雨が降り続くことは少なく、一日のうちにスコールが何度かあるといった感じです。
ウブドなど内陸のエリアでは、南部のビーチエリアに比べると、やや雨が多く気温も少し低めで朝晩には肌寒く感じる時もあります。
気候別の楽しみ方
乾季
旅行シーズン。スコールがたまにある程度で天気が安定しています。日中の気温は30℃ほどあり暑いですが、湿度が低いため過ごしやすく初めて訪れる方には乾季がオススメです。
海の透明度も上がりマリンスポーツに絶好のシーズン。サーフィンやダイビング、シュノーケリングなどを楽しんでください。
天気が良い日が多いのでジンバラン、クタビーチなど西側では綺麗なサンセットを見ることができます。夕方早めにレストランに入りサンセットディナーを楽しめるのも乾季ならではです。
陽射しが非常に強く暑いので、熱中症、日射病には注意が必要です。サングラス、帽子、日焼け止めは欠かせません。
外の暑さに対し屋内では冷房が非常に効いている場合が多く、羽織るものを持っていくことをお勧めします。また、朝晩の気温差が激しくなるので屋外でのディナーや寝冷えには注意が必要です。
赤道近くの南の島とはいえ、日本が最も暑い7〜8月は、むしろバリ島のほうが涼しいほどです。
湿度が低くカラッとした風が気持ちよく吹き抜けます。
雨季
日本の梅雨のように降り続くことは稀で、一日に何度かスコールが降る程度。
ただし、日本では滅多にないような降水量で、まさに「バケツをひっくり返した」状態。道路が冠水することもしばしばあり、渋滞も多くなります。
スコールに見舞われたら身動きできない場合もありますので、あきらめて近くのカフェで一休みするなど気持ちの余裕があるといいですね。
雨季になると南国のフルーツが旬を迎えマンゴー、ドリアン、マンゴスチンなどなど日本では珍しいフルーツが安くておいしい季節です。
旅行もオフシーズンに入り観光客が少なくなります。ホテルの宿泊料金が割引になったりと費用面で割安になる点は見逃せません。有名高級ホテルが思わぬ割引料金で利用できる場合がありますので、問い合わせてみてはいかがでしょう。